「千葉で車中泊してみたいけど、どこに泊まれるの？」「安心して快適に過ごせる場所ってあるのかな？」そんな風に考えている皆さん、この記事がその疑問をすべて解決します。
近年人気を集める**「くるま旅」。特に千葉県は、海あり山あり、観光スポットも豊富で、車中泊にはぴったりのエリアです。この記事では、千葉県内で車中泊が可能な道の駅から、最近注目されているコンビニ併設のRVパーク**まで、それぞれの魅力や利用方法、そして気になるルールや準備について徹底的に解説します。
この記事を読めば、あなたにぴったりの車中泊スポットが見つかり、千葉での「くるま旅」がもっと楽しくなるはずです！
車中泊可能な道の駅【千葉エリア別厳選リスト】
千葉県内には、個性豊かな道の駅が点在しています。ここでは、車中泊を検討している方におすすめの道の駅を、エリア別に厳選してご紹介します。
南房総エリア
美しい海岸線と温暖な気候が魅力の南房総エリア。海沿いの道の駅で潮風を感じながらの車中泊は格別です。
- 道の駅 富楽里とみやま
- 住所・アクセス: 千葉県南房総市二部1900（富津館山道路 富浦ICからすぐ）
- 車中泊の可否と条件: 原則として仮眠目的での利用が推奨されていますが、24時間利用可能なトイレがあり、車中泊利用者が多い道の駅です。
- 駐車場の広さ・種類: 普通車125台、大型車6台。比較的広々としています。
- 利用可能な設備: 24時間トイレ、売店（新鮮な海産物や農産物）、レストラン。
- 周辺情報: 近隣にコンビニ、温泉施設「富浦ロイヤルホテル日帰り入浴」などがあります。
- 特記事項: 高速ICに近くアクセス抜群。隣接するハイウェイオアシスからも利用でき、利便性が高いです。
- 道の駅 ちくら・潮風王国
- 住所・アクセス: 千葉県南房総市千倉町千田1051
- 車中泊の可否と条件: 仮眠目的での利用が基本ですが、24時間トイレがあり、車中泊利用も多いです。
- 駐車場の広さ・種類: 普通車90台、大型車4台。
- 利用可能な設備: 24時間トイレ、売店（海産物中心）、レストラン。
- 周辺情報: 海に面しており、夕日が美しい。漁港が近く、新鮮な魚介類が手に入ります。
- 特記事項: 比較的静かで、夜は波の音が聞こえることも。
九十九里・銚子エリア
広大な九十九里浜が続く東部エリア。日の出を拝む車中泊もおすすめです。
- 道の駅 たけゆらの里おおたき
- 住所・アクセス: 千葉県夷隅郡大多喜町加茂116
- 車中泊の可否と条件: 24時間トイレが利用可能で、車中泊利用者が比較的多い道の駅です。
- 駐車場の広さ・種類: 普通車56台、大型車6台。
- 利用可能な設備: 24時間トイレ、売店（新鮮な農産物、特産品）、レストラン。
- 周辺情報: 自然豊かな環境で、観光スポット「大多喜城」も近い。
- 特記事項: 都心からのアクセスも良く、里山の風景を楽しめます。
北総・東葛飾エリア
都心からのアクセスも良く、歴史や文化に触れることができるエリアです。
- 道の駅 しょうなん
- 住所・アクセス: 千葉県柏市箕輪新田59-2
- 車中泊の可否と条件: 24時間トイレがあり、仮眠目的での利用者がいますが、混雑する場合もあります。
- 駐車場の広さ・種類: 普通車230台、大型車20台。
- 利用可能な設備: 24時間トイレ、売店（新鮮野菜）、レストラン。
- 周辺情報: 手賀沼に隣接しており、サイクリングや散策も楽しめます。
- 特記事項: 都市部に近く、人気があるため、週末は混雑しやすい傾向があります。
新たな車中泊の選択肢！千葉のローソンRVパーク実証実験の全貌
「道の駅以外に車中泊できる場所はないの？」そんな疑問をお持ちの方に朗報です。近年、車中泊の新たな選択肢として注目されているのが、コンビニエンスストアに併設されたRVパークです。特に千葉県では、大手コンビニエンスストア**「ローソン」**が、日本RV協会と連携し、画期的な実証実験を開始しました。
「コンビニで車中泊？」新しい「くるま旅」の形
従来の道の駅での車中泊が主流でしたが、最近ではキャンピングカーや車中泊車の普及に伴い、より快適で安全な宿泊場所へのニーズが高まっています。このニーズに応えるべく、ローソンは「コンビニエンスストア」が持つ利便性と、RVパークの「快適な宿泊機能」を融合させる新しい試みを始めました。これにより、「くるま旅」の選択肢が広がり、これまで以上に気軽に、そして安心して旅を楽しめるようになることが期待されています。
ローソンRVパーク実証実験の概要
この画期的な実証実験は、千葉県内の特定のローソン店舗で進められています。
- 実証実験の場所:
- ローソン市原鶴舞インター店（千葉県市原市国本897-1）
- 圏央道「市原鶴舞インター」からすぐの場所に位置し、アクセス抜群です。周辺はゴルフ場などが多く、自然に囲まれた環境です。
- ローソン市原鶴舞インター店（千葉県市原市国本897-1）
- 提供される設備とサービス:
- 専用の駐車スペース: 広々としたキャンピングカーや車中泊車専用の区画が設けられています。他の一般車両と区別されているため、安心して利用できます。
- 電源供給（100V）: 各区画に外部電源が用意されており、車内でエアコンや電子レンジといった電化製品を自由に使うことができます。これにより、夏は涼しく、冬は暖かく、快適に過ごせます。
- 給水・排水設備: きれいな水を補給したり、生活排水（グレータンク）を処理できる設備が完備されています。長期滞在や自炊をするキャンピングカーユーザーには非常に嬉しいポイントです。
- ゴミ処理: 指定された場所で分別ルールに従い、ゴミを捨てることが可能です。旅先でゴミの処理に困る心配がありません。
- 24時間利用可能なコンビニ店舗: RVパーク利用者は、隣接するローソン店舗のトイレを24時間いつでも利用できます。また、急な買い物や夜食、朝食の調達にも困りません。
- Wi-Fi環境: 店舗によっては無料Wi-Fiが利用できる場合もあり、インターネット接続もスムーズです。
- 利用方法と料金体系:
- ローソンRVパークは事前予約制です。日本RV協会が運営するRVパークの公式ウェブサイトなどから予約が可能です。
- 利用料金は有料で、1泊あたりの料金や利用時間に応じた料金設定がされています。詳細は予約時に確認が必要です。
ローソンRVパークのメリット・デメリット
この新しい車中泊スポットには、従来の道の駅とは異なる特徴があります。
- メリット:
- 圧倒的な利便性: 24時間営業のコンビニが隣接しているため、食料や飲み物、日用品の調達はもちろん、急な体調不良時にも安心です。
- 高い安全性と安心感: 夜間も店舗の明かりがあり、人目があるため、女性一人旅や家族連れでも安心して利用できます。防犯面でも優れていると言えるでしょう。
- 充実した設備: 電源、給排水、ゴミ処理といった、道の駅ではなかなか得られないサービスが整っているため、快適性が格段に向上します。
- アクセスしやすい立地: 高速道路のインターチェンジ近くなど、旅の途中に立ち寄りやすい場所に位置していることが多いです。
- デメリット:
- 有料施設: 道の駅の無料駐車場とは異なり、利用料金が発生します。
- 景観の限定性: コンビニの駐車場であるため、自然豊かな道の駅のような景色は期待できません。
- スペースの制限: 道の駅の広大な駐車場に比べ、RVパークの区画数は限られているため、予約が取りにくい場合もあります。
- 利用可能な店舗が限定的: まだ実証実験段階であり、全国全てのローソンで利用できるわけではありません。
「くるま旅」の未来を拓くコンビニRVパーク
ローソンの実証実験は、車中泊の常識を覆す可能性を秘めています。この試みが成功し、全国にコンビニRVパークが広がれば、より手軽で快適な「くるま旅」が普及し、キャンピングカーや車中泊車の利用者がさらに増加する未来が描けるでしょう。今後、他のコンビニチェーンや企業が追随することも期待されます。
道の駅・コンビニで車中泊する際の基本ルールとマナー
快適で楽しい車中泊のためには、利用者一人ひとりがルールとマナーを守ることが何よりも大切です。道の駅もコンビニRVパークも、**「休憩施設」**であることを忘れずに利用しましょう。
- 長時間の滞在・連泊の禁止: 道の駅やコンビニの駐車場は、原則として休憩のための場所です。数日間の連泊や、朝から晩まで居座るような行為は控えましょう。あくまで「仮眠目的」で、必要な時間以上の滞在は避けるべきです。
- アイドリングストップの徹底: エンジンをかけたままにする「アイドリング」は、騒音や排気ガスで周囲に大きな迷惑をかけます。特に夜間は、エンジンを止め、周囲の静けさに配慮しましょう。
- ゴミは必ず持ち帰る（または指定の場所へ）: これが車中泊の基本中の基本です。道の駅のゴミ箱は、あくまで道の駅利用者向けに設置されています。車中泊で出たゴミは、原則としてすべて持ち帰りましょう。コンビニRVパークなど、ゴミ処理サービスがある場合は、必ず指示された方法で分別し、指定の場所に捨ててください。
- 私有地の占拠・無許可での物品展開の禁止: 駐車場は公共のスペースです。テーブルやイス、タープなどを広げて私的な空間を占拠する行為は、他の利用者の迷惑になります。また、道の駅やコンビニの敷地内で、許可なく調理をしたり、洗濯物を干したりするのもやめましょう。
- 発電機の使用について: 発電機は便利ですが、非常に大きな騒音を発します。道の駅やRVパークでの使用は、原則として禁止されているか、利用時間や場所が厳しく制限されています。事前に確認し、ルールを厳守しましょう。
- 騒音への配慮: 夜間は特に、話し声やドアの開閉音、荷物の出し入れの音などが響きやすいです。周囲に他の利用者がいる場合は、静かに過ごすことを心がけましょう。
- 排水・汚水処理について: 道の駅の駐車場やトイレ、周辺の路上で生活排水（食器の洗い水など）や汚水（トイレの排水）を流すことは絶対にやめましょう。環境汚染につながります。コンビニRVパークなど、給排水設備が整っている場所では、必ず指定された場所で適切に処理してください。
- ペットに関するマナー: ペット同伴の場合は、必ずリードを着用し、無駄吠えさせないよう配慮しましょう。排泄物は責任を持って処理し、他の利用者に不快感を与えないように注意してください。
これらのルールやマナーを守らないと、車中泊が禁止される道の駅が増えたり、コンビニRVパークのような新しい試みが中止になったりする可能性があります。みんなで気持ちよく利用できるよう、協力していきましょう。
車中泊をより快適にするための準備と持ち物リスト
車中泊の快適さは、事前の準備にかかっています。ここでは、初心者の方でも安心して楽しめるよう、必要な準備と持ち物リストをご紹介します。
基本の持ち物リスト
- 寝具:
- 寝袋（シュラフ）: 季節に合わせた温度帯のものを選びましょう。
- マット: 車内の段差をなくし、快適な睡眠を確保します。エアーマットや低反発マットがおすすめです。
- 枕: 自宅で使っているものや、空気で膨らむタイプなど。
- 目隠し・プライバシー対策:
- シェード・カーテン: 車の窓に吸盤などで簡単に取り付けられるタイプが便利です。プライバシー保護と断熱効果があります。
- 防寒・防暑対策:
- ブランケット・毛布: 寝袋にプラスして温度調整に。
- 小型扇風機・サーキュレーター: 夏場の車内換気や空気循環に。
- 湯たんぽ・電気毛布: 冬場の防寒対策に。（ポータブル電源が必要な場合あり）
- 電源・照明:
- ポータブル電源・サブバッテリー: スマートフォンやカメラの充電、小型家電の利用に必須です。コンビニRVパークでは電源供給があるため、容量の小さいものでも十分な場合があります。
- LEDランタン: 車内全体を照らすメインの照明。
- ヘッドライト・懐中電灯: トイレに行く際など、手元を照らすのに便利です。
- 衛生用品:
- 携帯トイレ・簡易トイレ: 緊急時や夜間に道の駅のトイレが遠い場合に備えましょう。
- ゴミ袋: ゴミは必ず持ち帰りましょう。
- ウェットティッシュ・除菌シート: 食事の前後や手軽な清掃に。
- 洗面用具: 歯ブラシ、歯磨き粉、フェイスタオルなど。
- その他:
- 給水タンク・ウォータージャグ: 手洗いや簡単な調理に。
- モバイルバッテリー: スマートフォンなどの充電用。
- 常備薬・救急セット: 万が一の怪我や体調不良に備えて。
あると便利な上級者向けアイテム
- ポータブル冷蔵庫: 食材や飲み物を冷やしておくのに便利。
- 調理器具:
- カセットコンロ・ガスバーナー: 簡単な調理やお湯を沸かすのに。（車内で使用する際は換気を十分に！）
- ケトル・小型鍋: カップラーメンやコーヒー用に。
- 小型テーブル・椅子: 食事や作業スペースに。（道の駅やコンビニの駐車場では展開禁止の場合があるので注意）
- ポータブルシャワー: 夏場の汗を流したり、簡単な水浴びに。
- 防犯グッズ:
- ドライブレコーダー: 停車中も録画できるタイプは安心です。
- センサーライト: 車の周囲の動きを感知して光るもの。
- 窓ロック: 窓を少し開けて換気する際に、外部からの侵入を防ぐ。
- 虫除けスプレー・蚊帳: 夏場の虫対策に。
季節ごとの準備
- 夏: 網戸、小型扇風機、冷却シート、ポータブルクーラー（要電源）。
- 冬: 防寒着、使い捨てカイロ、湯たんぽ、電気毛布、断熱シート。
出発前の車の点検
安全な車中泊のためには、車の状態を確認することも重要です。
- エンジンオイル、冷却水、タイヤの空気圧、バッテリーの状態などを出発前に確認しておきましょう。
車中泊スポットとしての道の駅・コンビニRVパークのメリット・デメリット比較
千葉での車中泊を計画する際、道の駅とコンビニRVパーク、どちらを選ぶべきか迷うかもしれません。それぞれのメリット・デメリットを比較し、あなたの旅のスタイルに合った選択を見つけましょう。
道の駅のメリット・デメリット
- メリット:
- 手軽さ・気軽さ: 基本的に無料で利用でき、予約も不要な場合が多いので、思いつきの旅でも立ち寄れます。
- 設備の充実度: 24時間トイレ、売店、レストランなどが併設されており、休憩場所として充実しています。
- 安全性の高さ: 人目がある場所が多く、管理者もいるため、比較的安心して過ごせます。
- 情報収集のしやすさ: 観光情報や周辺地域の情報が得やすいです。
- デメリット:
- あくまで休憩施設: 宿泊施設ではないため、長時間の滞在や連泊はマナー違反。
- マナーの厳守が必要: アイドリングやゴミの問題など、利用者自身のモラルが問われます。
- プライベート感の低さ: 他の利用者との距離が近く、完全にプライベートな空間は確保しにくいです。
- 電源の利用制限: 電源が利用できる道の駅はごく一部で、車内で電化製品を使うにはポータブル電源などが必須です。
- 入浴施設がない場合が多い: 車中泊中に体を洗う場所がないため、周辺の温泉施設などを利用する必要があります。
コンビニRVパークのメリット・デメリット
- メリット:
- 圧倒的な利便性: 24時間営業のコンビニが隣接しているため、食料・飲料の調達や、トイレ利用、ATM利用などがいつでも可能です。
- 高い安全性と安心感: 夜間も明るく、店舗スタッフや他の利用者の目があるため、防犯面での安心感が高いです。
- 充実した設備: 電源供給、給排水、ゴミ処理といった、キャンピングカーや車中泊旅行者にとって非常に嬉しいサービスが整っています。
- アクセスしやすい立地: 高速道路のインターチェンジ近くなど、旅の途中に立ち寄りやすい場所に位置していることが多いです。
- デメリット:
- 有料施設: 無料の道の駅とは異なり、利用料金が発生します。
- 景観の限定性: コンビニの駐車場であるため、自然に囲まれた道の駅のような景色は期待できません。
- スペースの制限: 道の駅の広い駐車場に比べ、RVパークの区画数が限られているため、繁忙期は予約が取りにくい場合があります。
- 利用可能な店舗が限定的: まだ実証実験段階であり、全国全てのコンビニで利用できるわけではありません。
どちらを選ぶ？：あなたの旅のスタイルに合わせた選択
- 費用を抑えて気軽に仮眠したい、自然の雰囲気を楽しみたい → 道の駅
- 設備が充実していて快適性を重視したい、セキュリティ面で安心したい、連泊の可能性がある → コンビニRVパーク（有料）
このように、道の駅とコンビニRVパークはそれぞれ異なる特徴を持っています。ご自身の旅の目的や予算、求める快適性に合わせて、最適な車中泊スポットを選びましょう。
千葉での車中泊をさらに楽しむ！周辺観光情報
せっかく千葉で車中泊をするなら、周辺の観光スポットも満喫したいですよね。ここでは、道の駅やコンビニRVパークを拠点に楽しめる周辺のおすすめ観光情報をご紹介します。
南房総エリアを楽しむ
- 道の駅 富楽里とみやま（拠点）:
- 観光: 鋸山日本寺（地獄のぞき）、マザー牧場、東京ドイツ村（イルミネーション時期）
- 温泉: 鋸山金谷温泉、富浦ロイヤルホテル日帰り入浴
- 食事: 新鮮な海の幸が味わえる「道の駅 保田小学校」や「ばんや」が近くにあります。
- 道の駅 ちくら・潮風王国（拠点）:
- 観光: 野島崎灯台、千倉の海岸線（サーフィンや釣り）、花摘み体験（季節限定）
- 温泉: 南房総温泉郷（千倉温泉など）
九十九里・銚子エリアを楽しむ
- 道の駅 たけゆらの里おおたき（拠点）:
- 観光: 大多喜城、養老渓谷（紅葉の名所）、いすみ鉄道
- 温泉: 養老渓谷温泉郷
北総・東葛飾エリアを楽しむ
- 道の駅 しょうなん（拠点）:
- 観光: 手賀沼（サイクリングロード）、あけぼの山農業公園（四季の花々）
- 食事: 手賀沼周辺には、うなぎ料理店などが点在しています。
コンビニRVパーク（ローソン市原鶴舞インター店）を起点に
- 観光: ターザニア（アドベンチャー施設）、市原ぞうの国、笠森観音
- ゴルフ: 周辺には多数のゴルフ場があり、ゴルフ前泊・後泊にも最適です。
- 温泉: 市原温泉 湯楽の里
モデルコース例：海鮮と絶景を巡る南房総車中泊の旅（1泊2日）
- 1日目:
- 昼：千葉県内を出発し、道の駅 富楽里とみやまへ。道の駅で新鮮な農産物や海産物をチェック。
- 午後：鋸山日本寺で「地獄のぞき」の絶景を堪能。
- 夕方：南房総の海岸線をドライブし、夕日を眺める。
- 夜：道の駅 ちくら・潮風王国で車中泊。地元の海鮮料理を堪能し、波の音を聞きながら就寝。
- 2日目:
- 朝：野島崎灯台で日の出を拝む。
- 午前：千倉の海岸で散策や釣りを楽しむ。
- 昼：地元の海鮮丼を味わい、帰路へ。
コンビニRVパークとは？利便性を追求した車中泊の形
連携の背景と目的
近年、国内におけるキャンピングカー保有台数は増加の一途をたどり、それに伴い車中泊施設への需要も高まっています。しかし、アクセスしやすい場所に十分な施設が確保されているとは限りません。このような背景から、日本RV協会は「コンビニエンスストアは、夜間も駐車場が開いていることに加え、24時間トイレが利用でき、いつでも飲食物を購入できる利便性の高さと有人であることが利用者の安心に繋がるという点で、RVパークとしてとても有用である」と考えています。本実証実験は、電車やバスなどの交通機関ではなかなか行きにくい、観光資源が豊かな地方でも、より気軽に「くるま旅」を楽しめることを目指しています。
関与団体
- 日本RV協会（JRVA）: キャンピングカーユーザーの快適な旅をサポートするため、全国各地に「RVパーク」の普及・認定を推進している団体です。
- ローソン: 今回の実証実験において、車中泊の場となる駐車場を提供します。全国に展開する店舗網が、車中泊スポットの利便性を飛躍的に高めることが期待されます。
- グローリー: 貨幣処理機サービスを提供する企業として、決済システムなど、RVパーク運営における利便性向上に貢献します。
いつから、どこで利用できる？実証実験の期間と対象店舗
実証実験期間
「コンビニRVパーク」の実証実験は、2025年7月14日から2026年6月30日までの約1年間にわたって実施されます。
対象店舗（千葉県内のローソン6店舗）
今回の実証実験では、千葉県内のローソン6店舗の駐車場が「コンビニRVパーク」として開放されます。具体的には以下の店舗です。
- コンビニRVパーク一宮東浪見店
- コンビニRVパーク御宿新町店
- コンビニRVパーク天津小湊店
- コンビニRVパーク富浦インター店
- コンビニRVパーク南房総岩井海岸店
- コンビニRVパーク富津湊店
これらの店舗は、南房総や九十九里浜など、千葉県の豊かな観光地へのアクセス拠点としても期待されます。
コンビニRVパークの利用方法と予約について
予約開始日と方法
「コンビニRVパーク」の予約は、2025年7月8日より開始されます。利用を希望するキャンピングカーユーザーは、「RVパーク」の予約専用サイトを通じて予約を受け付けることになります。
利用可能なサービス
コンビニRVパークでは、ローソン店舗の強みを活かしたサービスが利用できます。
- 24時間利用可能なトイレ: 夜間や早朝でも安心して利用できる清潔なトイレが確保されています。
- いつでも飲食物が購入可能: 長距離移動の途中でも、必要な時に食料や飲み物を手軽に調達できます。
- 有人の安心感: 店舗にスタッフがいることで、万が一の際にもサポートが期待でき、利用者の安心感に繋がります。
ローソン車中泊 気になる料金設定
ローソンが店舗駐車場を利用した車中泊サービスを開始します。1泊2,500円〜3,000円で、電源、トイレ、ゴミ袋を提供。高騰するホテル宿泊料の代替として、全国のコンビニ網を活かし、地方イベントなどの宿泊需要に対応します。
提供された記事には、今回の「コンビニRVパーク」実証実験における具体的な料金設定に関する記述がありませんでした。一般的なRVパークでは、利用料金は施設によって異なり、無料の場所から数千円程度の料金が発生する場所まで様々です。電源の有無やゴミ処理の可否など、提供されるサービス内容によって料金が設定されていることが多いです。
今回のローソンでの実証実験においても、利用料金が発生するのか、あるいは期間限定で無料となるのかなど、料金に関する詳細は今後の発表や、予約専用サイトでの情報公開を待つ必要があります。利用を検討される際は、必ず予約サイトで最新の料金情報をご確認ください。
RVパーク予約専用サイトURL: https://rv-park.jp/
このサイトで、千葉県の対象ローソン店舗の「コンビニRVパーク」の空き状況や料金、詳細なサービス内容が確認できるようになります。
まとめ：車中泊できる道の駅 千葉＆コンビニでRVパーク徹底ガイド！
千葉県での車中泊は、美しい自然と充実した観光スポットに恵まれ、非常に魅力的です。今回ご紹介した道の駅は、気軽に立ち寄れる無料の休憩施設として、そしてコンビニRVパークは、電源や給排水といった設備が充実した有料の宿泊拠点として、それぞれのニーズに応じた選択肢となります。
どちらのスポットを利用するにしても、基本的なルールとマナーを守ることが何よりも大切です。アイドリングストップやゴミの持ち帰り、周囲への配慮など、快適な車中泊環境を維持するため、利用者一人ひとりが意識していきましょう。
この記事が、あなたの千葉での「くるま旅」を成功させ、忘れられない思い出を作る一助となれば幸いです。ルールとマナーを守って、多様な選択肢の中から自分に合ったスタイルで、千葉の魅力を存分に楽しんでくださいね！
