バッテリィズは、2017年10月15日に結成されたお笑いコンビで、メンバーはエースと寺家から成ります。彼らは共にNSC大阪36期生であり、吉本興業に所属しています。結成当初から、彼らは漫才やコントを通じて独自のスタイルを確立し、関西を中心に活動を展開しています。
バッテリィズは、吉本興業に所属し、よしもと漫才劇場を拠点に活動しています。彼らのパフォーマンスは、観客とのインタラクションを重視し、観客を楽しませることに力を入れています。漫才やコントの両方を取り入れた多彩なスタイルで、幅広いファン層を獲得しています。
バッテリィズというコンビ名は、彼らが草野球チームでピッチャーとキャッチャーとしてバッテリーを組んでいたことに由来しています。この名前は、彼らのコンビとしての役割を象徴しており、漫才においてもそのコンビネーションが重要な要素となっています。
バッテリィズは、漫才とコントを得意とし、特にエースの天然ボケと寺家の的確なツッコミのコンビネーションが特徴です。このユニークなスタイルは、観客に強い印象を与え、彼らのパフォーマンスを一層魅力的にしています。エースの独特なキャラクターと寺家の冷静なツッコミが絶妙に絡み合い、観客を笑わせる力を持っています。
バッテリィズは、M-1グランプリなどの大会にも積極的に参加し、着実に実力を伸ばしています。彼らの参加は、漫才師としての成長を促し、競争の中で磨かれた技術が観客に新たな笑いを提供しています。これにより、彼らは若手芸人の中でも注目される存在となり、今後の活躍が期待されています。
バッテリィズの芸歴とコンビ結成の理由
メンバーの背景
エース、本名角拳都は1994年11月2日生まれで、大阪市出身の若手芸人です。彼は阪神タイガースの熱心なファンであり、スポーツへの情熱が彼のキャラクターに色濃く反映されています。
エースはNSC大阪校の36期生として、漫才の道を歩み始めましたが、以前は別のコンビで活動していた経験も持っています。このような背景が、彼の漫才スタイルに多様性をもたらしています。
寺家剛は1990年8月7日生まれ、三重県津市出身の芸人です。彼の趣味は草野球や競馬で、特に草野球ではエースと共に活動しています。
寺家はNSC大阪校の36期生として入学しましたが、出席日数が足りず中退。しかし、彼はオーディションを経て復帰し、再び漫才の道を歩むことになりました。
このような逆境を乗り越えた経験が、彼の漫才に対する情熱をさらに強めています。
エースは野球やスノーボード、人気アニメ「ONE PIECE」に情熱を注いでおり、これらの趣味が彼の漫才にユニークな視点をもたらしています。
一方、寺家はラーメン巡りやミスチル(Mr.Children)のファンとして知られ、彼の趣味もまた漫才のネタに影響を与えています。
二人は草野球チームでバッテリーを組んでいたことがきっかけでコンビを結成し、共通の趣味を通じて絆を深めていきました。
コンビ結成の経緯
バッテリィズの結成は、草野球チーム「上方ホンキッキーズ」での出会いがきっかけです。
このチームは、吉本興業に所属する若手芸人たちが集まったもので、エースと寺家はそこでピッチャーとキャッチャーとしてバッテリーを組んでいました。彼らの出会いは、単なるスポーツの枠を超え、後の漫才コンビ結成へとつながる重要な瞬間となりました。
エースはピッチャー、寺家はキャッチャーとして、彼らは草野球の試合中にお互いの才能を認識し合いました。
試合の合間に交わされた会話が、漫才コンビを結成するきっかけとなったのです。
2017年、彼らはそれぞれの旧コンビが解散した後、草野球の試合中に「一緒に漫才をやろう」と意気投合し、バッテリィズを結成することを決意しました。
2017年、エースと寺家はそれぞれの旧コンビが解散した後、草野球の試合中に新たなコンビを組むことを決意しました。
この決断は、彼らの芸人としてのキャリアにおいて重要な転機となりました。コンビ名の「バッテリィズ」は、彼らが草野球でピッチャーとキャッチャーとして組んでいたことに由来しており、彼らのユニークな活動スタイルを象徴しています。
コンビ名「バッテリィズ」は、野球のバッテリーから来ており、彼らの二刀流的な活動を象徴しています。寺家は、バッテリーという言葉が「2人組」を意味することを強調し、さらに「ズ」をつけることで、漫才と野球の両方を楽しむ姿勢を表現しています。
このように、彼らのコンビ名には深い意味が込められており、エースもその由来を知って驚いたと語っています。
キャリアの節目
バッテリィズは、2020年に上方漫才協会大賞の文芸部門賞を受賞し、その才能が広く認められるきっかけとなりました。
この受賞は、彼らの漫才スタイルや独自の視点が評価された結果であり、特に観客とのコミュニケーションを重視したパフォーマンスが高く評価されました。
受賞後、彼らはメディアへの露出が増え、ファン層を拡大することに成功しました。
M-1グランプリにおいて、バッテリィズは2022年に準々決勝に進出し、2023年には準決勝に進出するなど、着実に実力を示してきました。
2024年にはついに決勝進出を果たし、彼らの漫才が全国的に評価される瞬間を迎えました。この大会は、漫才師にとっての登竜門であり、彼らの成長と努力の証でもあります。
バッテリィズは、草野球の全国大会にも出場し、地域貢献活動を通じてファンとの交流を深めています。
彼らは、草野球チーム「上方ホンキッキーズ」のメンバーとして、地域のイベントや試合に参加し、ファンとの距離を縮める努力をしています。
このような活動は、彼らの人間性をアピールするだけでなく、地域社会とのつながりを強化する重要な要素となっています。
お笑い界への影響
バッテリィズの漫才は、エースの天然ボケと寺家の的確なツッコミが絶妙なバランスを保っており、観客を惹きつける要因となっています。
エースの独特なキャラクターは、時に予想外の発言を引き出し、寺家がそれを巧みに受け止めることで、漫才のテンポが生まれます。このコンビネーションは、観客に新鮮な笑いを提供し、彼らのパフォーマンスを一層魅力的にしています。
バッテリィズのネタは、日常生活の中に潜むユーモアを巧みに描写し、観客に笑いと感動を同時に提供します。
例えば、エースが温泉の価値を疑問視するシーンでは、彼の純粋な視点が笑いを生むだけでなく、観客に考えさせる要素も含まれています。このように、彼らの漫才はただの笑いに留まらず、深いメッセージ性を持つことが特徴です。
バッテリィズは、草野球を通じた地域貢献活動を行い、SNSを活用して親しみやすいキャラクターを築いています。
彼らが所属する草野球チーム「上方ホンキッキーズ」での活動は、地域とのつながりを深めるだけでなく、ファンとの距離を縮める重要な要素となっています。
このような活動を通じて、彼らは単なる漫才師ではなく、地域に根ざした存在としての地位を確立しています。
バッテリィズの独特なスタイルは、他の漫才コンビとは一線を画し、観客からの高い評価を得ています。
特に、エースの純粋すぎるアホキャラは、観客に新鮮な笑いを提供し、SNS上でも「日本はバッテリィズという光のお笑いを求めていた」と称賛されています。
今後の活躍が期待される彼らは、漫才界において新たな風を吹き込む存在として注目されています。