フジテレビは23日、渡邊渚アナウンサー（27）が本人の希望により8月31日を持って退社することを発表した。渡邊アナは20年に同局に入社。「めざましテレビ」や「ぽかぽか」など人気番組を担当していたが、23年7月から体調不良で療養していた。
渡邊渚アナ退社を決断をした理由
渡邊渚アナウンサーが退社を決断した理由は、体調不良による療養が続いていたためです。彼女は2023年7月から体調不良で療養しており、病気のために仕事を休んでいました。具体的な病名については公表されていませんが、彼女の症状がギランバレー症候群に該当する可能性があるとの声もあります。
渡邊アナは、病気を治して以前のように働きたいと思っていた時期もあったものの、完全に昔のようには戻れない現実を受け入れるのに勇気が必要だったと述べています。現在は最悪な状態を脱し、全てを受け入れてこれまでと違った生き方をしたいと考えるようになったとのことです。
彼女は視聴者や関係者に感謝の意を表し、退社後も健康で幸せな日々を過ごせるよう祈っているとコメントしています。
▼コメント全文▼
「病気のためお休みしておりましたが、このたび、退社する決断を致しました。アナウンサーとしてまだまだ未熟で、学びたいことがたくさんあり、病気を治して前のように働きたいと思っていた頃もありました。でも、どうやっても完全に昔のようにはいかない現実が目の前にあって、それを受け入れるのにはとても勇気が必要でした。 現在も三歩進んで二歩下がるような日々ではありますが、最悪な状態は脱し、全てを受け入れて、これまでと違った生き方をしたいと思えるようになりました。 この一年、多くの方々にエールとパワーをいただき、本当に励みになりました。ひとりぼっちに感じた寂しい療養期間を、皆さまのおかげで前向きに過ごせました。これまで応援してくださった視聴者の皆さま、ともに仕事をしてくださった関係者の方々、かけがえのない時間をありがとうございました。 最後に、皆さまが健康で幸せに満ちた日々を過ごせますよう、心よりお祈りしております」
どんな病気だったのか？
ギランバレー症候群（Guillain-Barré Syndrome, GBS）は、自己免疫性疾患の一つで、細菌やウイルスの感染をきっかけに免疫系が誤って自分の末梢神経を攻撃してしまう病気なんだそうです。
主な症状
- 感覚障害: 手足のしびれや感覚が鈍くなる
- 筋力低下: 手足の力が入りにくくなる
- 麻痺: 重症の場合、呼吸筋や顔の筋肉が麻痺することもある
- 自律神経障害: 血圧や心拍数の異常、発汗など
診断と治療
- 診断: 神経伝導検査、血液検査、腰椎穿刺などを行います
- 治療: 軽度の場合は経過観察、重症の場合は免疫グロブリン療法や血漿交換療法を行います
予後
多くの場合、数週間から数ヶ月で回復しますが、後遺症が残ることもあります。とありますので、後遺症が退社の原因だと思われます。
