【2026年2月最新情報】2025年8月に閉店した「バリュープラザ上尾愛宕店(スーパーバリュー)」。地域住民の生活インフラだった巨大店舗の跡地がいまどうなっているのか、そして「代わりにどこで買い物をすべきか」という切実な悩みへの答えをまとめました。混同されやすい「新しくできた業務スーパー」との場所の違いも詳しく解説します。
上尾 バリュープラザ 跡地 何ができる?【2026年1月更新】

| 現在の状況 | 2025年8月31日に完全閉店済み・現在解体中 |
| 跡地の計画 | 公式発表なし(未定) ※解体工事期間は、来年2026年6月30日(火)までの予定です。 |
| 注意点 | ⚠️「業務スーパー」は跡地ではありません 愛宕2丁目にオープンした店舗は、場所も業態も別物です。 |
【プロの視点】なぜ解体に「2026年6月」までかかるのか?
現在進んでいる解体工事は、完了まで約2年近い異例の長期間となっています。ここから読み取れるのは、この跡地が「単なる建物の再利用(居抜き)」ではなく、基礎から造り直す大規模な「スクラップ&ビルド」を前提としている可能性が高いということです。
通常、内装の入れ替えだけであれば数ヶ月で済みますが、これだけの時間をかけるのは、更地にした上で全く新しい商業施設や、場合によってはマンション併設型の複合施設を建設するための準備期間と考えられます。
2026年夏、更地になった瞬間に掲示される「建築計画のお知らせ」が、上尾の未来を占う大きな鍵となるでしょう。
第1部:場所が違う!「バリュープラザ跡地」と「新・業務スーパー」
多くの地域住民が「跡地に移転した」と誤解していますが、これらは全く別の場所です。
| 比較項目 | 旧・バリュープラザ(愛宕3丁目) | 新・生鮮&業務スーパー(愛宕2丁目) |
| 住所 | 埼玉県上尾市愛宕3-1-40 | 埼玉県上尾市愛宕2-7-11 |
| 業態 | スーパー + ホームセンター | 酒&業務スーパー(食品特化) |
| 状況 | 完全閉店(解体中) | 2025年10月以降オープン |
第2部 ライフスタイル別・上尾駅周辺の「新しい買い物先」6選
バリュープラザという巨大な選択肢を失った今、大切なのは「自分の今の生活に、どの店が一番合うか」を再定義することです。最新の店舗状況を元に、5つの有力な移行先をまとめました。
- 1.【電車通勤・駅利用者】ヤオコーまるひろ上尾SC店
2025年9月、丸広百貨店の地下1階にオープン。駅直結の利便性に加え、デパ地下品質の惣菜と1階のスギ薬局を併用できる「タイパ(時間対効果)」最強の店舗です。 - 2.【価格・ボリューム重視】生鮮&業務スーパー上尾愛宕店
旧バリュープラザ(3丁目)から少し離れた愛宕2丁目に位置します。冷凍食品や大容量調味料の圧倒的な安さは、旧店舗の「お得感」を求めていた層の受け皿として最適です。 - 3.【週末のまとめ買い】イオンモール上尾
旧店舗から約1.3kmと車なら数分の距離にあります。圧倒的な駐車場台数を持ち、食料品から日用品まで一気に揃うため、週末に車でまとめ買いをしていた層には最もストレスのない移行先です。 - 4.【西口の安心感】イトーヨーカドー上尾駅前店
上尾駅西口のシンボル的存在です。食品だけでなく衣料品や住まいの品まで自社で完結する「総合スーパー」ならではの安心感と、長年培われた信頼性が強みです。 - 5.【地場・鮮度重視】ヤオヒロ A-GEOタウン店
東口でヤオコーと並ぶ人気を誇る地場の名店です。市場から直送される生鮮食品の鮮度と安さは、「本当に良いものを安く買いたい」という地元住民の支持を長年集めています。 - 6.【圧倒的な肉の安さ】ロピア 上尾ビバホーム店
- 2024年10月にオープンした、今最も勢いのある店舗です。旧店舗(愛宕3丁目)からは車で約15分(約3km)と少し離れますが、かつてのバリュープラザが持っていた「肉の強さ」と「まとめ買いの楽しさ」を求める層には、ここが最も「しっくりくる」受け皿となっています。
| 店舗名 | おすすめの人 | 最大のメリット |
|---|---|---|
| ヤオコー | 電車・徒歩利用者 | 駅直結・ワンストップ買い物 |
| 業務スーパー | 安さ重視派 | 冷凍食品・調味料の圧倒的コスパ |
| イオンモール | 車・まとめ買い派 | 巨大駐車場と専門店の充実 |
| ヨーカドー | 家族連れ・総合派 | 衣食住がすべて揃う安心感 |
| ヤオヒロ | 鮮度・地場志向 | 地元支持が高い生鮮食品の質 |
| ロピア | 肉・まとめ買い派 | 圧倒的な精肉の質とボリューム感 |
【耳より情報】さらに「安さ」を極めるなら… 上尾愛宕からは少し距離がありますが、圧倒的な肉の安さで知られる「ロピア」も無視できません。特に年末年始は営業ルールが特殊(1/1〜1/4はお休み)なため、損をしないためにこちらのスケジュールもチェックしておきましょう。
上尾市が進める都市計画・街づくりの基本方針
都市計画マスタープラン(基礎方針)
上尾市は「上尾市都市計画マスタープラン2020」を策定しており、将来の人口減少・少子高齢化・防災などを見据えた総合的な街づくりの方向性を定めています。
- 土地利用の計画や将来の都市構造を示す「都市計画マスタープラン2020」を部分的に改定し、用途などの基本方針を整理しています。
- この中で、市街化調整区域での産業系土地利用の方針や、幹線沿道の有効活用など、土地利用転換の方策にも触れられています。
※ただし、バリュープラザ跡地を直接対象とする計画が明記されたものではなく、市全体の方向性を示した基本計画となっています。
土地区画整理事業の進行・仕組み
上尾市では、昭和40年代から 土地区画整理事業を進めており、現在も複数の区域で整理が進んでいます。
- 戦後の急速な都市化に対応しつつ、公共施設・道路を整備し、市街地の秩序ある発展を図る計画的な施策が続けられています。
- 令和5年3月時点で、22地区で約692ヘクタールの整備が完了し、さらに1地区で工事中です。
現段階で、バリュープラザ跡地がどの土地区画整理区域に含まれるか、あるいは対象となる計画が存在するかは公表されていませんが、こうした区画整理が地元の大きな開発背景になっています。
都市計画図・用途地域の確認方法
市は「都市計画図」「都市計画基本図(白図)」といった地図情報を公開しており、用途地域・道路・開発区域などが確認できます。
- たとえば用途地域(商業・住宅・工業など)や都市計画道路、土地区画整理事業区域を確認するには、市が公開する都市計画図が利用できます。
地区計画(地区ごとのルール)
上尾市では複数の地区計画制度があり、それぞれの区域内で用途や建築物の形態・建ぺい率などのルールを定めています。
- 2025年時点で、上尾市内には28の地区計画が制定されています。
- 各地区計画区域内で建築や土地の区画変更を行う際は、事前に届出が必要であり、地域ごとのまちづくりルールが存在します。
都市計画道路・整備方針
- 上尾市では都市計画道路の整備計画があり、令和7年11月に一部都市計画道路の変更が行われています。
- 都市計画道路は人や物資の移動の利便性・防災性を高める重要な施設であり、用途区域や建築制限にも影響することがあります。
結論:愛宕エリアは「1強」から「買い分け」の時代へ
バリュープラザの閉店は、かつての「あそこに行けば何でも揃う」という便利さを奪いました。しかし、現在は以下のように目的を使い分けるのが上尾スタイルの正解です。
- 日常使いは「駅前・近隣」、週末は「広域」へシフトする。
- 愛宕2丁目の業務スーパーは「特化型」であり、生鮮や日用品のすべてを補うものではないため。
- 消耗品は業務スーパー、夕食の彩りはヤオコーやヤオヒロ、そして週末のBBQやまとめ買いはロピアやイオンモール、といった使い分けです。
不便になったと感じる今こそ、各店舗の「強み」を賢く活用することで、以前よりも豊かな食卓を実現できるはずです。
まとめ:上尾の買い物環境は「進化」した
バリュープラザの閉店は一時的な不便をもたらしましたが、その後のヤオコー参入や業務スーパーのオープンにより、上尾駅周辺の選択肢はより専門化されました。自分のライフスタイルに合った「新しい日常」を再構築する時期に来ています。
【あわせて読みたい:他の地域の再開発事例】
スーパー跡地がタワーマンションや新たな商業施設に生まれ変わるケースもあります。2030年の完成に向けた「イトーヨーカドー川崎港町店跡地」の再開発スケジュールもぜひ比較としてご覧ください。



