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宮田笙子 涙を拭う原田コーチ パリ五輪代表からの離脱とその背景

宮田笙子、小学生時代からの夢破れる:パリ五輪代表からの離脱とその背景 NEWS(総合)
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日本体操協会は、パリ五輪に出場予定だった女子日本代表エース、宮田笙子(19歳、順大)の喫煙疑惑が浮上したことを受け、緊急会見を開きました。宮田はチームを離脱しました。彼女は現在18歳で、法的には成人ですが、日本では喫煙は20歳以上が許されています。

宮田笙子 涙を拭う原田コーチ パリ五輪代表からの離脱とその背景

宮田笙子、小学生時代からの夢破れる:パリ五輪代表からの離脱とその背景

宮田は、2021年の東京五輪後、次世代のエースとして期待されていました。彼女はパワフルな演技で跳馬や床運動を得意とし、度重なるけがを乗り越えて全日本とNHK杯で2冠を達成し、初の五輪出場を決めました。

さらに、全員が初出場で全員が10代のフレッシュな代表チームの主将にも就任しました。彼女は1964年の東京五輪以来、60年ぶりの団体メダルを目指し、「私の演技が日本の軸になるようにしていきたい。失敗しないことがメダルへの道」と語っていました。

しかし、17日にモナコで公開された事前合宿には参加せず、田中光強化本部長は「事情により今日は参加していない」と述べました。

そんな宮田笙子さんは、小学生時代はどんな子供だったのか?時系列で、調べてみました。

宮田笙子さんの小学生時代

宮田 笙子(みやた しょうこ、2004年9月21日 – )は、日本の体操選手。順天堂大学スポーツ健康科学部2年生(2024年4月現在)。2022年世界体操競技選手権の平均台で銅メダル、2022年アジア体操競技選手権の跳馬とゆかで銀メダルを獲得した実績の持ち主で、2004年9月21日、京都府に生まれる。小学校は、京都市立伏見板橋小学校。

4歳のとき兄と一緒に新体操のクラスに通ったのがきっかけでキャリア開始。

京都市立伏見板橋小学校のHPでは、本校出身の子がオリンピック選手に!と綴ってありました。

本校出身の子がオリンピック選手に!

体操選手の宮田笙子さんがオリンピック代表選手に選ばれました!

パリ五輪最終予選を兼ねたNHK杯で3連覇を果たし、初の五輪代表になったのです!

18日(土)は、地元の応援団の方たちがパブリックビューイングをふれあいサロンで開き、たくさんの方たちと一緒に応援しました!

ご家族や応援団の方たちと一緒に喜ぶことができました。

宮田さんは本校出身です。この伏見板橋小学校で小学校生活を過ごしました。

4年生時の『2分の1成人式』では、「私はオリンピック選手になります!」と宣言していたそうです。

10歳の時から追い求めてきた夢を手にすることができたのです。本当に感動的でした。

夢の舞台であるオリンピックで、自分の力を十分に発揮し夢の先をみてきてほしいと願っています。

本当におめでとうございます!(京都市立伏見板橋小学校のHP)より

スポーツ報知によると、宮田家の和室には、いろんな体操器具がそろっていて、約6メートルほどのマット、小さな鉄棒、近所の工務店に依頼した円馬まで。

宮田は兄2人と、お風呂上りに必ず体操の演技を披露し合っていたそうです。

「娘はマットがすごい気に入っていた」と母。回っては「ねぇ!見て見て!」と、とにかく自分の演技を見てもらうことが好きだった。

幼い頃から、ミュージカルや舞台が好きな母親の影響で、サーカスを見に行くことも多かった。

小学校のときは「シルク・ド・ソレイユに入りたい」と夢を語ったことも・・・宮田は知らぬ間に、体操競技に導かれていたそうです。

ジュニア時代 2018年–19年

2018カナダ国際(モントリオール)で国際大会初出場を果たし、個人総合で10位だった。同年のアジアジュニア体操競技選手権大会では団体戦で中国に次ぐ2位入賞に貢献し、跳馬でQi Qi(中国)と新山愛望に次いで銅メダルを獲得した。

2019年、第1回世界ジュニア体操競技選手権大会に渡部葉月畠田千愛とともに代表に選出され、団体戦で11位、個人総合で23位だった。

中学校3年生在籍中の2019年秋、鯖江体操スクールの田野辺満監督の指導力に惹かれて京都より福井に移る。

鯖江体操スクールの田野辺満監督の指導力に惹かれて京都より福井に移る。
鯖江体操スクールの田野辺満監督

記憶に新しい2024年

4月の全日本選手権の個人総合では予選から首位を維持し、決勝でも安定した演技で4種目合計109.798で自身初の個人総合優勝を果たした。

5月のNHK杯では大会直前に左太腿負傷のアクシデントに見舞われ、予選ではゆかでの着地ミスがありながらも、決勝ではけがの影響も感じさせない安定した演技で全日本との合計217.162で2009年から2011年にかけて達成した鶴見虹子以来の3連覇を果たし、2位の岸、3位の岡村真、4位の中村遥香、9位ながら跳馬で最高点を挙げた牛奥小羽とともに自身初のオリンピック代表に内定した。

しかし、2024年7月19日に代表行動規範に違反した疑いでチームを離脱することが決まった。

たかがタバコで…麻薬じゃない!

元東京都知事で参議院議員・猪瀬直樹氏(77)
元東京都知事で参議院議員・猪瀬直樹氏(77)

今回の、報道について、元東京都知事で参議院議員・猪瀬直樹氏(77)が19日自身のXで、こう綴っている。

猪瀬直樹氏「たかがタバコで…麻薬じゃない!」体操女子・宮田の喫煙疑惑に「19歳の夢を潰すつもりか

続けて「規則尽くめの杓子定規が日本をダメにしてきたのだ。こんな些細なことで19歳の夢を潰すつもりか!」と自身の思いを記した。

この投稿には「おっしゃる通り」「同意」と賛成する意見もあれば「タバコが問題ではなく、規定に違反したのが問題やで」「たかが と思ってる時点でアウトです」などと猪瀬氏の意見に批判的な声もあり、賛否両論が寄せられた。

またデイリーの記事では、登山家の野口健氏もコメントしている。

成人してもタバコ、酒がダメなままなのが理解できない

野口健氏((C)デイリースポーツ)

野口健氏「成人してもタバコ、酒がダメなままなのが理解できない」19歳、体操・宮田の喫煙疑惑報道に持論

「野口氏は「『法律違反したら代表選手から外される』という事ならば車などの駐車違反やスピード違反でも外されるのだろうか。1キロオーバーしても取り消しか?」との疑問を吐露。そして、宮田が成人ではあるが、飲酒、喫煙はダメという19歳という年齢であることに「それはそうと成人してもタバコ、酒がダメなままなのが理解できない。成人を18歳に引き下げた時に見直すべきだったのでは」と訴え。  「僕の勝手な解釈ですが、成人になるという事は心身ともに大人の仲間入りなのだと。成人になっても『アルコールとタバコがダメ』って意味わからない」ともつぶやいていた。」デイリースポーツ

19日、都内で緊急会見中、涙を拭う原田コーチ

日本体操協会は19日、都内で緊急会見を開いた。本人との事実確認を経て、同氏のパリ五輪出場辞退を発表。

宮田の様子について「かなり憔悴(しょうすい)している様子」と明かし、宮田が所属する順大・原田睦巳監督(日本代表コーチ)は会見中に涙をぬぐう場面もあった。

会見中、涙を拭う原田コーチ(撮影・村上 大輔)(スポーツニッポン新聞社)

その結果、6月末から7月にかけて喫煙行為を行ったことが発覚。

さらに同時期、トップアスリートの国際競技力を向上させることを目指した施設、味の素NTC(ナショナルトレーニングセンター)内のアスリートビレッジで飲酒行為をしたことも発覚した。

本人は現在「神経をつかい、かなり憔悴している様子」だという。

宮田は21年東京五輪後に現れた新エースで、22年世界選手権の平均台では銅メダルを獲得し、今年4月の全日本選手権で初優勝。

5月のNHK杯では大会直前に左内転筋を痛めるも3連覇を達成し、初の五輪出場権を獲得。

ともに歩んできた原田コーチは「このような事態になりまして、監督として大変申し訳なく思っています。申し訳ございません」と謝罪。

「彼女は“オリンピック代表になる”ということを夢見て、小さなころから努力を重ねて…このような事態でついえてしまい、大変残念」と吐露した。

「本人も軽率な行動を深く反省していると思います」といい、「東京オリンピックが終わってから日本代表選手が一新されて、彼女は“日本を引っ張らないといけない”という思いを持ちながら日々プレッシャーと戦いながら大変苦しい思いをしているというところを間近で見てきたということも事実でございます」と本人の思いを代弁。

自身が見ている範囲では「このような行動は正直、想定できなかった」とし、涙をぬぐい声を詰まらせながら「ただ、本当に彼女は、ものすごいプレッシャーと、“結果を残さなければいけない”という思いを胸に抱えながら日々を過ごしていたということは、ぜひご理解いただければ」と語った。(スポニチ 全文)

順天堂大が声明を発表!

本学スポーツ健康科学部に在籍する学生宮田笙子につきましては、この度、日本体操協会の『日本代表選手・役員の行動規範』に抵触する喫煙・飲酒行為が明らかになったものとして、パリオリンピック体操競技出場辞退という結果に至りました。本学としては本件を誠に遺憾とすると同時に、皆様方には多大なご心配・ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。  本学は、18日夜に本人より事情聴取を行い、本人は友人宅で喫煙したことがあるとの事実は認めておりました。20歳未満の者は喫煙してはならないことは言うまでもなく、また、上記日本体操協会の行動規範にも抵触する行為ですので、たとえオリンピック出場という大きなストレスを抱えていたとしても、その行為自体は認められるものではありません。  しかしながら、宮田選手は今回の行為を深く反省しており、これまで日本代表のリーダーとして真剣かつ真摯に練習に取り組み、大会に出場することを強く願っておりました。また本学としては、当該選手に対する教育的配慮の点から、常習性のない喫煙であれば、本人の真摯な反省を前提に十分な教育指導をした上で、オリンピックに出場することもあり得ると考えておりました。したがって、この度のオリンピック出場辞退という結果には、本人が負う社会的ペナルティーの重さへの懸念から、誠に残念な思いでおります。  勿論、本学における学生指導に至らない点があったことは事実であり、この点については猛省するところであります。一方で本人も深く反省していることから、本学としては今後の再起に向けて本人を全面的に指導及びサポートをしていく所存です。2024年7月19日 順天堂大学

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