大谷翔平選手の50号ホームランボールが、オークションで439万2000ドル（約6億6732万円）で落札されました。この金額は、野球ボールとして史上最高額となり、過去の記録を大きく上回るものです。このボールは、2024年9月19日に行われたマーリンズ戦で、大谷選手がメジャーリーグ史上初の「50本塁打・50盗塁」を達成した際に打たれたもので、その歴史的な価値から多くの注目を集めました。
オークションは米国の競売会社「ゴールディン」によって行われ、9月27日から始まり、10月22日に締め切られました。入札は非常に活発で、締め切り直前には入札が相次ぎ、最終的には予定よりも約2時間遅れて終了しました。このボールをキャッチしたファンは、ドジャース球団から30万ドル（約4320万円）の買い取りオファーを受けましたが、これを拒否し、オークションに出品することを選びました。
落札者の詳細は公開されていませんが、日本企業K2が入札に参加していたことから、「日本の企業が落札したのではないか」との憶測も広がっています。このように、大谷選手の偉業を記念するこのボールは、スポーツ界における重要なアイテムとして位置づけられています。
この価格は、1999年のマーク・マグワイアの70号本塁打ボールの約305万ドルを超えるもので、スポーツ記念品市場における大谷の影響力を示しています。
