「新横浜プリンスペペが閉まるって本当?」「跡地は何になるの?」——2026年2月の閉店発表以来、そんな声がSNSや地域コミュニティで急増しています。結論からいうと、新横浜プリンスペペは2027年3月(予定)をもって営業を終了します。そして跡地の行方も、すでに明らかになっています。この記事では、閉店の理由・現状のテナント・跡地計画・周辺への影響まで、最新情報をもとに徹底解説します。
📌 この記事の結論(3つのポイント)
- 閉店時期:2027年3月(予定)。1992年3月の開業から約35年間の歴史に幕。
- 跡地:半導体商社マクニカが土地を取得し、地上14階建て新社屋(オフィス・ショールーム)を建設予定。
- 街づくり:西武不動産とマクニカが協業し、新横浜プリンスホテルとの間にコミュニティ・プロムナードを整備予定。
新横浜プリンスペペとはどんな施設?

35年間愛された駅直結ショッピングセンター
新横浜プリンスペペは、1992年3月の営業開始以来、新横浜プリンスホテルに直結した施設として地域に根ざしてきました。上質感を意識したファッションブランドのほか、日常性を重視したスーパーマーケット・大型カジュアル衣料・生活雑貨・書籍など幅広いニーズに応える店舗を集積し、約35年間にわたり多くの買い物客に親しまれてきた都市型商業施設です。
新横浜駅からは徒歩約2分、横浜アリーナにも隣接しており、ライブ観客やビジネスユーザーなど多様な層が利用してきました。
現在の規模・テナント構成
2026年1月末時点で63店舗が出店。営業フロアは地下1階〜地上4階、延床面積は約5万0,654平方メートルの大型施設です。
| フロア | 主なテナント |
|---|---|
| B1F | フードウェイ、フィット・ケア・デポ、ポンパドウル |
| 1F | 成城石井、飲食店、ファッション関連 |
| 2F | タリーズコーヒー、洋服の青山、coca(全11店) |
| 3F | 無印良品、ABC-MART(全11店) |
| 4F | しまむら、くまざわ書店、キャンドゥ(全8店) |

なぜ閉店するのか?3つの理由

①西武グループの「資産価値最大化」戦略
閉店の最大の理由は、西武ホールディングスの経営戦略にあります。同グループが掲げる「長期戦略2035/中期経営計画(2024〜2026年度)」では、「不動産事業を核とした成長戦略」「キャピタルリサイクル」が明記されており、プリンスペペの閉館はその一環です。
「キャピタルリサイクル」とは、保有資産を売却・組み替えて得た資金を、より収益性の高い事業へ再投資する戦略のこと。商業施設として運営し続けるよりも、土地として売却した方が資産価値を最大化できると西武グループが判断した形です。
②建物の老朽化(築35年)
1992年築の建物は2027年時点で築35年を迎えます。大規模修繕か建て替えかの判断を迫られるタイミングであったことも、閉館の判断を後押ししたと考えられます。閉館後は既存建物が解体され、マクニカの新社屋が新築される予定です。
③「西武本川越ペペ」に続くペペブランドの再編
新横浜プリンスペペの閉館は、2026年1月に閉店した「西武本川越ペペ」に次ぐもので、「ペペ」ブランド全体の再編・縮小が進んでいることがわかります。西武グループ全体の商業施設ポートフォリオの見直しという大きな流れの中にある閉店です。
跡地はどうなる?マクニカ新社屋の全貌

半導体商社マクニカとはどんな企業?
マクニカは横浜市港北区(新横浜)に本社を置く、日本を代表する半導体・電子部品の専門商社です。AI・自動運転・サイバーセキュリティなど最先端テクノロジーの実装を手掛けるグローバル企業で、売上高は1兆円規模。まさに「新横浜生まれ・新横浜育ち」の企業が、長年地元の顔であった施設の跡地を引き継ぐ形となりました。
新社屋の概要
2026年3月27日、マクニカは西武不動産との売買契約書の締結を発表。新社屋の概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目4番地 |
| 規模 | 地上14階建て |
| 用途 | オフィス・ショールーム |
| 特徴 | デジタル×リアル融合環境、スマートビルディング |
| 売主 | 西武不動産株式会社 |
| 買主・建設主 | 株式会社マクニカ |
コミュニティ・プロムナードで街に開かれた空間へ

ホテルとぺぺの境にあるロビーの風景画像。画面右側がホテル、左側がぺぺです。ホテルと商業施設の接続部分が、今後どのように再整備されるのか気になります。

新横浜プリンスホテルと新横浜プリンスぺぺの境のガラスの壁面が、今後どのように変わるのかも注目ポイントです。

単なるオフィスビル建設にとどまらないのが、この計画の大きな特徴です。マクニカの新社屋と、引き続き営業を続ける新横浜プリンスホテルの間には、「コミュニティ・プロムナード」と呼ばれる公開空地的な交流空間が整備される予定です。
西武不動産とマクニカが協業し、イベントや地域交流の場として活用していく方針で、「誰もが自由に行き交い、ふれあえる場所」を目指すとしています。
新横浜プリンスホテルはどうなる?

歩道橋から見た新横浜プリンスホテルと新横浜プリンスペペの外観画像
心配されている方も多いかと思いますが、新横浜プリンスホテルは閉店後も営業を継続します。ペペの閉館・解体はあくまで商業施設棟のみであり、ホテル棟はそのまま存続します。
新横浜駅周辺一帯から見渡せる特徴的な円形の超高層ホテルは地域のランドマークとして今後も親しまれるでしょう。さらに西武不動産は今後「バリューアップ(価値向上)」を検討しているとしており、ホテルのリニューアルも視野に入っています。
閉店後、新横浜の買い物はどうなる?
周辺の商業施設まとめ
プリンスペペが閉店しても、新横浜駅周辺には以下の商業施設が残ります。特にスーパーマーケット機能については代替先を事前に確認しておくと安心です。
| 施設名 | 場所 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| キュービックプラザ新横浜 | 新横浜駅直結 | 飲食・ファッション・駅ナカ |
| ドン・キホーテ新横浜店 | 徒歩圏内 | 深夜営業・生活用品 |
| イオン新横浜店 | 車・自転車圏内 | 大型スーパー・総合 |
ペペで営業中の成城石井・フードウェイ・無印良品などの人気テナントについては、各ブランドの近隣店舗を利用することになります。閉店前に最寄り代替店舗を把握しておくことをおすすめします。
街の変化ナビ的考察——新横浜はどう変わるか
ショッピングセンターからテクノロジー企業の本社拠点へ——この転換は、新横浜という街の性格変化を象徴しています。
- 商業機能の縮小:日常の買い物先が一つ減り、地域住民の生活利便性は一時的に低下
- ビジネス拠点の強化:最先端企業の本社が集まる「テック城下町」化が加速
- 公共空間の創出:コミュニティ・プロムナードによる歩いて楽しめるオープンスペースの誕生
- ホテル×オフィス連携:MICE(会議・展示会・イベント)需要との相乗効果が期待される
2027年以降の新横浜は、「ショッピングの街」から「テクノロジーと交流の街」へとシフトしていくと予測されます。相鉄・東急新横浜線の開業(2023年)による交通利便性の向上も追い風となり、新横浜エリア全体の再評価が進みそうです。
よくある質問(Q&A)
Q1. 新横浜プリンスペペはいつ閉店しますか?
2027年3月(予定)に営業終了します。2026年2月12日に西武不動産が正式発表しました。
Q2. 閉店後、建物はどうなりますか?
商業施設棟は解体されます。隣接する新横浜プリンスホテルは引き続き営業を継続します。
Q3. 跡地には何が建ちますか?
半導体商社マクニカが用地を取得し、地上14階建てのオフィス・ショールーム棟(新社屋)を建設予定です。
Q4. マクニカの新社屋はいつ完成しますか?
現時点で完成時期は未発表です。2027年3月の閉店・解体後に着工となる見込みです。最新情報が入り次第、当サイトで更新します。
Q5. コミュニティ・プロムナードとは何ですか?
マクニカ新社屋と新横浜プリンスホテルの間に整備される、誰でも自由に行き来できる公開空地的な交流空間です。イベントや地域交流の場として活用される予定です。
Q6. プリンスペペのテナントはどこに移りますか?
各テナントの移転先は現時点で個別発表はありません。成城石井・無印良品など全国チェーンは近隣店舗の利用が推奨されます。
まとめ
✅ この記事のまとめ
- 新横浜プリンスペペは2027年3月に35年の歴史に幕を閉じる(西武不動産の資産再編戦略)
- 商業施設棟は解体。跡地にはマクニカが地上14階建て新社屋を建設予定
- 新横浜プリンスホテルは営業継続。バリューアップ(リニューアル)も検討中
- 新社屋とホテルの間にコミュニティ・プロムナード(公開交流空間)を整備予定
- 新横浜は「ショッピングの街」から「テクノロジーと交流の街」へシフト
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参考文献・出典
本記事は以下の公式発表および信頼性の高い報道をもとに作成しています。
- 新横浜プリンスペペ 公式サイト(西武不動産プロパティマネジメント)
- 新横浜プリンスホテル公式|プリンスペペ紹介ページ(プリンスホテル)
- 西武不動産 プレスリリース「新横浜プリンスペペの営業終了について」(2026年2月12日)(西武不動産)
- マクニカ「新社屋建設用地の取得について」(2026年3月27日)(マクニカ)
- 西武不動産×マクニカ「新横浜エリアに新たな価値を提供」(2026年3月27日)(マクニカ)
- 「新横浜プリンスペペの営業終了について」(2026年2月12日)(日本経済新聞)
- 「マクニカが跡地取得 新社屋を建設へ」(2026年3月27日)(日本経済新聞)
- 「2027年3月に商業施設『新横浜プリンスペペ』閉店へ」(2026年2月13日)(住宅新報web)
- 「新横浜プリンスペペ、2027年3月閉店」(2026年2月13日)(新横浜新聞)
- 「ペペ跡地にマクニカ新社屋 遊歩道整備し賑わい創出へ」(2026年4月9日)(タウンニュース港北区版)
※本記事の情報は2026年6月10日時点のものです。今後、発表内容が変更になる場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

