こんにちは!湘南エリアの街の変化を追いかけているライターです。
2026年1月31日、ついにこの日がやってきてしまいました。湘南ライフタウンのシンボルだった「イオン藤沢店」が、41年の歴史に一旦幕を下ろしました。
「ジャスコ時代から通っていた」「あそこの広場で友達と待ち合わせた」なんて思い出がある方も多いのではないでしょうか?閉店当日のセレモニーでは、涙を流す住民の方も多く、いかにこの場所が愛されていたかを痛感しました。
でも、これは悲しいだけの別れではありません。実は「次世代の街づくり」に向けた大きなプロジェクトが動き出しているんです。
今回は、気になる「跡地はどうなるの?」「なぜ千葉の京成電鉄が関わっているの?」といった疑問を、プロの視点で分かりやすく紐解いていきます!
41年間ありがとう!「ジャスコ」から続いたライフタウンの核

イオン藤沢店(旧ジャスコ藤沢店)がオープンしたのは1984年。湘南ライフタウンがニュータウンとして活気づいていた時代です。
専門店街の「ライフピア」と一緒に、地域の食卓とコミュニティを支え続けてきました。しかし、築40年を超え、建物の老朽化は深刻に。バリアフリーや省エネの面でも、今の時代に合わせるための「攻めの建て替え」が決まったというわけです。
| 項目 | 旧イオン藤沢店の概要 |
|---|---|
| 開業日 | 1984年(昭和59年)6月 |
| 最終営業日 | 2026年(令和8年)1月31日 |
| 所在地 | 神奈川県藤沢市大庭5061-2 |
最大のナゾ:なぜ「京成電鉄」が藤沢にやってくるの?
今回の再開発ニュースで一番驚いたのが、共同パートナーに「京成電鉄」の名前があったことです。
「京成といえば、成田スカイライナーでしょ?千葉の会社がなぜ藤沢に?」と思いますよね。実はこれには、2024年10月に締結された「イオンと京成の資本業務提携」が大きく関係しています。
役割分担はこうなる!
- 京成電鉄(大家さん):土地や建物を所有・管理する「不動産開発」のプロとして参画。
- イオンリテール(お店屋さん):最新の店舗を企画し、運営する「小売」のプロ。
イオンにとっては「建てるコストを抑えて、最新の店を持てる」、京成にとっては「イオンという超優良テナントから安定収入を得て、神奈川という新市場を開拓できる」。まさにWin-Winの戦略なんです。
「買い物難民」は大丈夫?閉店期間中のサポート体制

便利だったイオンがなくなる数年間、特に自力での移動が難しい高齢者の方にとっては、日々の食料品や日用品の確保はまさに死活問題ですよね。湘南ライフタウンは坂道も多いため、これまで徒歩や自転車で通っていた住民の方からは「明日からどこへ行けばいいのか……」という切実な不安の声が多く寄せられていました。
地域コミュニティの中心だった場所が「空白」になることへの懸念に対し、イオン側も住民の負担を最小限に抑えるため、以下のような手厚いサポート対策を検討・実施しています。
- ネットスーパーの強化:近隣の「イオンスタイル湘南茅ヶ崎」などから、ライフタウンエリアへの配送網を大幅に拡充。注文から届くまでの時間を短縮し、重い荷物も玄関先まで届けてくれます。
- 移動販売車の導入・巡回:スマートフォンやPCでの操作に慣れていない高齢者層を想定し、生鮮食品や惣菜を積んだ販売車が地域を定期巡回。単なる物販だけでなく、販売スタッフとの会話が「見守り」や「交流」のきっかけになることも期待されています。
- 「カウンターピックアップ」拠点の設置:仕事帰りや散歩ついでに、ネットで注文した商品を近隣の指定場所でサッと受け取れる仕組み。店舗まで足を運ばずとも、鮮度の良い商品を確実に手に入れることができます。
数年間の「お休み」は決して短い期間ではありませんが、こうした新しい購買スタイルを体験しながら、より便利になる未来への助走期間として地域全体で見守っていきたいですね。
2028年〜2029年頃?新しく生まれる「次世代複合施設」の姿
さて、気になる跡地にはどんな施設ができるのでしょうか?
最近のイオンの流れを見ると、大型モールではなく、日々の暮らしに特化した「そよら」のような都市型ショッピングセンターになる可能性が高いと予測されます。広域から集客するのではなく、ライフタウンに住む人たちが「毎日通いたくなる、ちょうどいいサイズ感」の施設です。
ここが変わる!新施設の予想ポイント
デジタル化(DX)でお買い物がもっとスマートに: 専用スマホで商品をスキャンしながら買い物し、最後に専用ゲートを通るだけで決済が完了する「レジゴー」が全面的に導入されるでしょう。また、AIチャットボットが店内の案内や在庫確認をサポートするなど、レジ待ちのストレスをゼロにする「タイパ(タイムパフォーマンス)」重視の店舗づくりが期待されます。
地域の「健康&ウェルネス」を支える拠点へ: 内科や小児科などが入るクリニックモールに加え、調剤薬局を併設した食品売場が配置されるはずです。処方箋を預けている間に買い物を済ませたり、介護相談窓口で専門家にアドバイスをもらったりと、高齢化が進む地域ニーズに直結した「健康の一極集中サービス」が展開されるでしょう。
京成電鉄が手掛ける「住商一体型」の可能性: 京成電鉄は「サングランデ」などのブランドで分譲マンション事業も展開しています。敷地の広さを活かし、下層階が商業施設、上層階がサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)や子育て世帯向けマンションになる「コンパクトシティ」的な開発も有力です。雨の日でも外に出ることなく買い物が完結する、利便性の高い暮らしが実現するかもしれません。
サステナブルな「環境配慮型」建築: 京成電鉄が推進するサステナビリティの観点から、太陽光パネルの設置や最新の省エネ空調管理システム、電気自動車(EV)の充電拠点などが整備されるでしょう。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準を満たした、次世代に誇れる「環境に優しい街の顔」へと生まれ変わります。
かつての「ふれあいの広場」が持っていた温かさを継承しつつ、AIや最新設備を備えた「令和のコミュニティ広場」として、全世代が心地よく過ごせる空間へとアップデートされるイメージですね!
まとめ:湘南ライフタウンは、もっと便利に生まれ変わる
今回の再開発は、単なるお店の建て替えではありません。「鉄道会社×流通大手」がタッグを組んで、老朽化したニュータウンを再生させる全国的なモデルケースになるはずです。
再オープンは工期を考えると2028年後半〜2029年頃になると予想されます。
「この場所で、また会える」
その日を楽しみに待ちながら、湘南ライフタウンがどう変わっていくのか、引き続き注目していきたいと思います!
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