お笑いタレントやす子(25)が19日までにX(旧ツイッター)を更新。自身の食事メニューを公開し、大きな反響を呼んでいる中。「最悪、人が死ぬ」「やめるべき」『24時間テレビ』やす子のチャリティーマラソン中止を医師が実名で緊急警告、市民ランナーの熱中症リスクとは!
やす子、マラソン中止を!医師がリスクを指摘!
「今回の24時間テレビチャリティーマラソンはやめるべきだと思います」
「『24時間テレビ』のチャリティーマラソンは、毎年視聴者の心をつかんできました。今年のテーマは『全国の児童養護施設への募金マラソン!』と題され、寄付の目的が特定されています。
児童養護施設で過ごした経験を持つやす子さんは、『恩返しの気持ち』を胸に参加を決めました。日テレは、やす子さんと共に『チャリTシャツ』を着て走る市民ランナー約1000名を募集中です。
走行距離は3~5kmで、高校生以上で “ランナーの思いに共感してくださる方” が参加資格となっています」(エンターテイメント記者)
しかし、2023年に明らかになった『24時間テレビ』の寄付金横領事件の影響で、現在、同番組は厳しい状況に直面しています。人気者のやす子を起用することで、批判の声を抑えようとしている同局ですが――。
「今回の24時間テレビチャリティーマラソンは中止すべきだと考えています」
と、五良会クリニック白金高輪理事長・五藤良将医師が明言します。自身も市民ランナーとしてマラソンに参加した経験を持つ五藤医師は、「熱中症の危険性を過小評価してはならない」と警告を発しています。
「やす子さんには、トレーニング中に専門家のサポートがあると思いますが、参加する1000人の市民ランナーは、やす子さんと同じような充実したサポート体制で走るわけではありません。
短い距離であっても、その間に熱中症による事故が起こる可能性があります。特に28度以上の気温では、熱中症のリスクが高まり、31度以上では運動自体を控えることが推奨されています。
夏場は、脱水症状を防ぐために水分補給が必要であることは皆さんもご存じでしょうが、高温多湿な環境で運動すると、さらに別の危険性が生じます。
運動中は、筋肉組織への血流が増加し、熱を放散するために皮膚への血流も増加します。これにより、心臓に戻る血液の量が減少します。すると、体は内臓の血管を収縮させ、心臓への血液の戻りを確保しようと調節します。
しかし、マラソンのような高強度の運動を高温多湿の環境で続けると、この調節がうまくいかず、循環器系や中枢神経の機能不全を引き起こし、最悪の場合、死に至ることもあります」
夏場にマラソンのような高強度の運動をする場合、徹底的な準備が必要とのことです。
「私自身も東京マラソンに参加した経験がありますが、日常的なトレーニングと食事、体調管理、そしてレース中の休憩や水分補給を計画的に行うことが重要です。
これらの管理が何よりも重要であり、チャリティーマラソンに参加する市民ランナーの皆さんにも適切な対策を講じることが必要です。総務省消防庁によれば、7月8日から7月14日の1週間だけで、東京では725人もの人々が熱中症で救急搬送されています。
もしもチャリティーマラソンで熱中症や体調不良が相次いだ場合、救急車が対応できない可能性があります。医師としては、特に30度以上の真夏日には、チャリティーマラソンを中止すべきだと強く訴えたいと思います」と、五藤医師は語っています。
他の形のチャリティー活動も考えられるのではないでしょうか……。
やす子さんと養護施設の深い関係
やす子さんが児童養護施設に入った理由は、主に経済的な困難と家庭環境の悪化が原因です。やす子さんは2歳のときに両親が離婚し、母親が一人でやす子さんと妹を育てていましたが、生活は非常に厳しかったそうです。中学時代にはあまりに窮困した状況から自ら児童養護施設に保護を求めたこともあったようです。
やす子さんの幼少期は非常に厳しい環境で、家電がなかったり、食事に困ったりすることも多かったといいます。それでも前向きに生きてきたことが、現在の明るさや強さに繋がっているのかもしれませんね。
お世話になった養護施設に、恩返しがしたかったのでしょう。そのため、今回の24時間テレビチャリティーマラソンのオファーは、一発返事したそうです。
雨の中、やす子は痛めた左足を引きずりながらも80キロ超を完走。マラソンでの募金額は4億3801万4800円に達したと発表された。昨年の募金総額は8億4805万9341円だったが、やす子はその約半分を一人で集めたことになる。
今年は昨年発覚した寄付金の横領問題や旧ジャニーズ系タレントをメインから外したことなどが影響し、募金額が激減すると危惧されていた。番組全体の募金総額は「10月に発表」とされているが、やす子が単独企画で4億3000万円超の募金を集めたことで、大幅な落ち込みは回避できる可能性が出てきた。
寄付金総額
46年間の寄付金総額は 433億2,769万3,640円 ご協力ありがとうございました。
2024年7月8日現在
放送回・年 | 寄付金総額(円) |
---|---|
[第1回] 1978年(昭和53年) | 1,190,118,399 |
[第2回] 1979年(昭和54年) | 727,657,482 |
[第3回] 1980年(昭和55年) | 982,293,333 |
[第4回] 1981年(昭和56年) | 885,191,232 |
[第5回] 1982年(昭和57年) | 605,736,459 |
[第6回] 1983年(昭和58年) | 1,036,578,114 |
[第7回] 1984年(昭和59年) | 805,085,881 |
[第8回] 1985年(昭和60年) | 1,013,429,697 |
[第9回] 1986年(昭和61年) | 749,355,128 |
[第10回] 1987年(昭和62年) | 885,465,365 |
[第11回] 1988年(昭和63年) | 787,437,001 |
[第12回] 1989年(平成元年) | 662,211,879 |
[第13回] 1990年(平成2年) | 806,551,220 |
[第14回] 1991年(平成3年) | 883,192,270 |
[第15回] 1992年(平成4年) | 957,702,743 |
[第16回] 1993年(平成5年) | 853,389,423 |
[第17回] 1994年(平成6年) | 788,460,358 |
[第18回] 1995年(平成7年) | 1,056,798,341 |
[第19回] 1996年(平成8年) | 909,012,004 |
[第20回] 1997年(平成9年) | 960,303,779 |
[第21回] 1998年(平成10年) | 908,938,502 |
[第22回] 1999年(平成11年) | 877,487,670 |
[第23回] 2000年(平成12年) | 768,442,030 |
[第24回] 2001年(平成13年) | 846,047,659 |
[第25回] 2002年(平成14年) | 765,705,996 |
[第26回] 2003年(平成15年) | 776,638,125 |
[第27回] 2004年(平成16年) | 719,045,124 |
[第28回] 2005年(平成17年) | 1,000,346,999 |
[第29回] 2006年(平成18年) | 940,682,462 |
[第30回] 2007年(平成19年) | 1,015,442,574 |
[第31回] 2008年(平成20年) | 1,083,666,922 |
[第32回] 2009年(平成21年) | 951,081,316 |
[第33回] 2010年(平成22年) | 974,028,568 |
[第34回] 2011年(平成23年) | 1,986,414,252 |
[第35回] 2012年(平成24年) | 1,168,471,704 |
[第36回] 2013年(平成25年) | 1,545,226,444 |
[第37回] 2014年(平成26年) | 936,955,640 |
[第38回] 2015年(平成27年) | 856,728,209 |
[第39回] 2016年(平成28年) | 887,482,001 |
[第40回] 2017年(平成29年) | 699,153,512 |
[第41回] 2018年(平成30年) | 893,767,362 |
[第42回] 2019年(令和元年) | 1,550,158,595 |
[第43回] 2020年(令和2年) | 866,269,827 |
[第44回] 2021年(令和3年) | 886,214,435 |
[第45回] 2022年(令和4年) | 966,889,921 |
[決算期移行期間] 2023年(令和5年) | 62,378,342 |
[第46回] 2023年(令和5年) | 848,059,341 |
①「決算期移行期間」は、決算期を9月から5月に移行する為に生じた事業年度。2022年10月1日~2023年5月31日の8か月間。
②第46回からは新事業年度(2023年6月1日~2024年5月31日)。
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