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『ジュラシック・ワールド』トニー・マクファーさん急死 クリス・プラットの勇姿支えた不屈の男

クリス・プラット エンタメ
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映画『ジュラシック・ワールド』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでクリス・プラットさんのスタントダブルを務めたトニー・マクファーさんが現地時間13日、亡くなった。47歳だった。

『ジュラシック・ワールド』トニー・マクファーさん急死 クリス・プラットの勇姿支えた不屈の男

クリス・プラットさん(左)

トニーさんの母親によると、トニーさんは米フロリダ州・オーランドの自宅で亡くなっていたという。死因は判明しておらず、FOX News は検死解剖が現在行われていると報じている。

ハリウッド映画を支えた名スタントマン、47歳で旅立つ

映画『ジュラシック・ワールド』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでクリス・プラットさんのスタントダブルを務めたトニー・マクファーさんが、現地時間13日、フロリダ州オーランドの自宅にて急逝した。47歳という若さだった。

マクファーさんの訃報を受け、クリス・プラットさんはインスタグラムストーリーで追悼コメントを発表。「親友を失ったことに打ちのめされています」と悲痛な胸の内を吐露した。

数々のアクション映画で活躍、クリス・プラットとの絆も深かった

1976年生まれのマクファーさんは、2007年のドラマ「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」で俳優デビュー。その後、スタントマンとしてキャリアを積み、『アイアンマン3』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『アントマン&ワスプ』『猿の惑星: 新世紀』『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』など、数々の大ヒット映画で活躍してきた。

特に、クリス・プラット主演の『ジュラシック・ワールド』シリーズと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでは、その卓越したスタント技術と献身的なサポートでクリスさんのアクションシーンを支え、作品を成功に導いた。

不屈の精神とプロ意識、仲間から愛された人柄

トニー・マクファーさんは、映画『ジュラシック・ワールド』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどでクリス・プラットさんのスタントダブルを務めていました。

彼は2011年にドラマ「BONES」でスタントマンデビューを飾りました。その後、『ロック・オブ・エイジズ』(2012)、『ロストサンクチュアリ』(2013)、『猿の惑星: 新世紀』(2014)などの映画でキャリアを積み、『ジュラシック・ワールド』で主演のクリス・プラットさんのスタントダブルに抜擢されました。

その後もプラットさんとは仕事を続け、『パッセンジャー』(2016)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)でもスタントダブルを務めました。また、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)、『ハンガー・ゲーム』シリーズ、『アントマン&ワスプ』(2018)などの大作映画にも参加しました。

彼のスタントの中には、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のタイトルシークエンスで頭にひどい一発を受けて、ホチキスで何本も刺されたことも含まれています。彼は常に強靭で、プロフェッショナルかつ紳士的な人物でした。彼の貢献は映画界にとって大きなものでした。

マクファーさんは、どんな困難にも屈しない精神力と、常にプロフェッショナルな仕事ぶりで知られていた。

クリスさんは追悼コメントの中で、「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の撮影中、頭に大怪我を負いながらも、数針縫ってすぐに現場に戻ってきた。彼の粘り強さは本当にすごかった」と、マクファーさんの不屈の精神を称賛した。

また、マクファーさんは温かい人柄でも知られており、多くの仲間から慕われていた。クリスさんは「彼はいつも笑顔で、周りの人を元気にしてくれる存在だった。一緒に多くの時間を過ごし、かけがえのない親友を失った」と、深い悲しみを語った。

早すぎる死を悼み、その功績を称え

マクファーさんの突然の死は、映画業界にとって大きな損失である。彼の卓越したスタント技術、献身的な仕事ぶり、そして温かい人柄は、多くの人の心の中に残り続けるだろう。

謹んでご冥福をお祈りいたします。